ベトナムに日本の新幹線が走る!?

By 2015年6月14日 ベトナム記事 No Comments
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今朝はベトナムの鉄道事情を取り上げたいと思います。南北に長い形をしたベトナムは現在、ハノイからホーチミンまで鉄道を利用すると実に29時間も掛かってしまいます。(>_<) ベトナムにとって高速鉄道の建設は悲願であり、実現すればわずか10時間で同区間を移動することが可能になる為、国民からの期待はとても高いのです。そもそもこの話が持ち上がったのは第1次安倍政権時代の2006年、グエン・タン・ズン首相が日本に支援を求めたことから始まりました。首都ハノイとホーチミンの約1600キロを結ぶ計画で、高い安全性や静粛性、高速性能を誇る日本の新幹線の導入は同国の夢でもありました。ところが、総事業費用の資産額:558億ドル(約6兆5900億円)は膨大だとして、2010年にベトナムの国会で継続審議となり、実現までには厳しい道のりが予想されました。計画は暗礁に乗り上げたと思われていましたが、今年の3月にベトナム首相が2020年、および2050年までのビジョンとして鉄道発展戦略を可決し、実現へ光が差しました!(^O^)!2050年までに時速350kmで走る高速新幹線を完成させ、2050年以降にはアジアハイウェイ鉄道の計画も承認し、計画が一気に前進する気配です。新幹線が走ると、国全体の人や物の運送量の5~8%に対応することができ、ハノイとホーチミンにおいては30%に応えることができるとベトナム政府は試算しています。今後更なる発展が期待されるベトナムには、韓国や中国などからも熱い視線が注がれています。ベトナム進出を検討する際の大きなプラス材料かもしれません。