パクリ物が多いベトナムで知的財産権は保護される?

By 2014年9月24日 ベトナム記事 No Comments

ベトナム_0924

おはようございます。シンチャオ!
今朝は日本企業がベトナム進出した際、問題になりやすいベトナムの商標について触れてみたいと思います。ベトナムではマーケットや路上店、更には国営高級デパートにも、どこかで見たような海賊版商品が堂々と並んでいます。(゚O゚) お菓子や衣類、CD、パソコンソフト、タクシーやバイク、更にはレストランや商店の名前・店舗の作りまでがそっくり。でもベトナムではこれが当たり前。真似しても真似されても、ベトナム人はまったく「コムサオ(気にしない)」ようです。(゚ω゚;)
しかし、ベトナム知的財産権法が2006年に施行してからは、知的財産権保護の意識が少しずつ変化してきました。冒頭に書いたようなパクリ商品を避ける為に、商標登録を検討したいと考える日系企業が多いようです。もちろん日系企業でもベトナム商標登録は可能ではありますが、日本語(ひらがな、かたかな、漢字)のみで構成される商標は、ベトナム国内での周知性を証明できない限り登録は認められません。公用語のベトナム語や英語との併記で商標登録を出願することも可能ですが、日本語文字部分の周知性が認められないと識別性を欠くと判断され、商標の類似範囲に含まれないと判断されます。でも登録までのハードルが高いからと言って後回しにしていると、他社に商標登録されてしまったり、類似商標に悩まされるトラブルに巻き込まれる可能性も。保護が及ばないとわかっていても、商標出願を検討する必要がありそうですね(。・´_`・。) ビジネスを成功させるためには商品・サービスの権利を守ることは非常に重要です。しかしベトナムでは知財リスクを完全に排除することは難しいかもしれません。リスクの存在を認識しうまく付き合っていく心構えが大切です。